2013年8月19日月曜日

RP53D  リペア、2



回転変速機取り付け前に、ベースの調整、取り付け部分の塗料を落し、スライドベースパネルを取り付け、潤滑グリースを薄く塗りこむ。



 
 
スプリングとボールが脱落しないようにグリースを塗り組み付け準備する。

 
 
慎重に、変速機を挿入して左側のプレートをボルト2本で組み付け、仮締めし、少し固めで、左右にスライドする事を確認、硬い場合はプレート下に薄いパッキンを挿入して調整する。状態を確認してボルトを締め付けする。

 
タモ材使用のキャビネット、厚い部分は100ミリ、他は50ミリ、アルミ枠は
4ミリ、ターンテーブル取り付け部分はアルミ無垢材。

 
各部、部品の干渉する部分を画像のように切削。
 

 
仮組状態です。

 
組み付け用アルミ部材。

 


 
モーターキャパシター点検、交換、左、交換前コンデンサー、右交換したコンデンサー。規定数値60Hz、2μF、50Hz、2,5μF。容量誤差の為、低損失、規定容量の物に交換。
 
 
HP4192で測定、50Hz、1KHzで測定、右、交換したコンデンサー2,006μF、D損失、0000、50Hz。(規定容量2μ)

 
交換前コンデンサー、2,119μF、D損失、0046、50Hz(規定容量2μ)


 
交換前コンデンサー、0、385μF、D損失、004、50Hz(規定容量0、5μ)
 

 
交換したコンデンサー、0,502μF、D損失、0001、50Hz(規定容量0,5μ)

 
 
次回は、電気配線、消耗部品の交換、シールド用、銅箔貼り付け等をご案内します。

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