2014年12月9日火曜日

RP53&52初期型のモーターハンガーゴムの無い仕様をアップグレードしました。



画像は改修前のRP-52,防振ゴムが劣化で溶けています。
この状態では、モーター振動が、ターンテーブルボードに伝わり、例えると、上空にプロペラ飛行機が飛んでいるよな振動と異音が発生します。
モーターを直接ハンガーに取り付けていますので、この部分をアップグレードします。


此方の画像は、新しく製造した部品、アイドラー、モーターシートゴム、
モーターハンガーゴム、アップグレード用真鍮ロングプーリー

 
 
アップグレード済みの画像、画像にはありませんが、アイドラー下にフエルトリング、テフロンシートが有ります。アイドラーシヤフト穴に新しい、OUL受け用のフエルトガリます。
アイドラーシヤフトの異物、汚れをアルコールで洗浄、ロックピン付近に傷、変形が有ると、アイドラー挿入時にアイドラーベアリングに傷が付き異音が発生しますので、修正が必要です。
画像のようにロングプーリー、モーターシートゴム、新しく追加したモーターハンガーゴムを交換、調整、振動計で測定。
 
従来のRP-52で避けれれなかった、モーター振動が解消され、静かに周り、解像度の良い音楽再生になり、レコードの無音溝のトレースで異音、ゴロが有りません。
 
RP-53&52初期をご使用のオーナー様にお勧めします。


2014年11月19日水曜日


 工房で使用中システム



RCA紙製、大型ホーン、WE-26ホーンと同等です。ホーン材質は紙で音質は自然で嫌な音は出しません。

ドライバーは375グレー、ウーハーモショグラフ、18インチフイルド(24V)

で使用、モノラルで使用の場合はRCAフオントフォン アンプで使用、50PPブスター











WE、VT-52を使用したLCR、E/Qプリアンプ、今回はお客様のご依頼で真空管が見える形にしました。

別電源仕様ですので、S/Nが良く、残留ノイズも少ない。

直熱管を使用したプリアンプですので、サブシャーシを使い、更に防振ゴムでフローテングしていますので、外部振動の影響を受けない構造です。



内部、部品は、東京光音、ATT、バランサー、セレクターマキュリーウエットリレー、シルバードマイカー、オーダインフイルムコンデンサー、WE,LCRユニット、タムラ製作所、高圧回路フイルムコンデンサー内部に使用している金物も4ミリの厚い物を使い不要な振動を抑えています。




 


真空管、5693,6SN7、6SN7、5693、WE,VT52、WE,274B

入力、フォノ1系統、バランス入力2系統、キャノン、OUT、バランス1系統


2014年11月18日火曜日

GR-1608、LCRブリッジ、カウンターメカを使用した高精度ブリッジです。容量、D、Q、

R、AC,DC

HP4192Aと比較しても大きな差無く、驚くほど高精度です。

内部OSCは1KC、外部入力OSC,バイアス、可能


カウンターメカ高精度、ダイアルは2重構造











D,Qのスケールも見やすい、使用電源は115VAC、60Hz


現在はコレクションとして、棚の飾りになっています。大きく形もよい。入手は1980年代前半、某大学の払下げ品で、解体寸前でした。この時代は、真空管、(UV221A、813、872,6336A、6267,12AX7,等)その他入手の難しい機材、部品が豊富に入手できました。良い思い出です。

2014年11月13日木曜日

これは、捨てられません。GR1617

高圧ケミコンの容量測定、損失、リーク試験に重宝します。MAX800VDC、内部OSC120Hz、外部入力も可能です。


















2014年11月10日月曜日







永年使用した古い器材を少しずつ更新。



HP-54720から下記の機材に更新
                           








テクトロ576から下記に更新








新しく導入したオーデイオ総合アナライザ


2014年11月3日月曜日


ウクライナより購入した、真空管、6SL7,40本、以外に早く到着。1970年代のOTK7検査プリント。






真空管は錆無く綺麗


 
 
早速、検査、測定、測定基準値、Ef6,3V -Ec1-2V Ed250V 
 
Gm16000 Id2mA
 
測定値 Gm16200,16000, Id2,2mA,2,1mA 短絡試験、陽極効率試験合格、40本中基準以下は1本でした。残りは全て基準値に有り、ユニット特性揃っていました。
 
大量の中から選別された物と思います。感謝です。
 
 
アンプによる試験も良好で、ノイズも無く優秀でした。(試験アンプはIPC1026)
 
同時に取り寄せたVR150(1950年代)も優秀でした。
 
 
 
 
使用試験機は国洋gm-9、大量測定するために外部アダプターを使用。
 
トルグスイッチ上下でユニット1&2を測定。
 
 
GM-70、GU-50,833A,等取り寄せましたが、全て優秀でした。
 
 
また隠れた名器をご紹介します。

2014年10月28日火曜日









EMGは電気増幅器再生が主流になる頃1924年E.M.ジーンがロンドンにハンドメイド

蓄音器会社を設立した。当初は卓上型蓄音器を作っていたが、1928年頃に直径60センチもの巨

大ホーンを持つマークⅧを発売した。このホーンは紙を何層にも張り合わせて作ったもので、パピ

エ・マッシュと呼ばれた。ちなみにこの紙は古いロンドンの電話帳を何層にも張り合わせてつくられている

画像の物は、直径74センチの巨大ホーンとサウンドボックスはエキスパート、2スプリングを搭載し

た蓄音器です。

機種によって、数種類アーム、サウンドボックス、発条モーターが有りました。...

現在は発条から、私が改修した電気モーターに変更しています。


20条位の室内では音量が大きすぎるため、最小の鉄針、サボテン針を使用して音量を下げても大


きな音です。一部の画像はEMG.STORYの画像を引用しています。

 EMG.STORYの画像です。




 エキスパート、2スプリング,サウンドボックス



今回紹介しているEMG、蓄音器、ラッパ口径74センチ、電動モーターに改修しています。



 EMG.STORYの画像です。


True Love – Bing Crosby and Grace Kelly 


2014年10月14日火曜日

テープ、キュー、ユニット、ZA-5ED,ZA-5EC、搭載、10J-2SJの画像です。



                                                        
                                                             

此方は、基盤調整用、延長基板、調整、測定に使用します。





キューユニット
                             

へットブロック

                                                        
                                                           

下記は、SONY、PCM3348,48CH、デジタルレコーダーとOTARI、DTR900 、32CHデジタルレコーダー、PDフォマット                                                     
                                                          

給油、各部点検、測定、動作良好になりました。

2014年10月10日金曜日

業務用、テープ レコーダー、オタリ BTR-10J-2SJをご紹介します。

最近までスタジオで使用された機材です。

デジタル最前線ですが、オーデイオ愛好家にはたまらない機材です。

趣味の世界では大きさは気にならないようです。

数台所有しています。http://www.soundlabo.co.jp/index2.html

詳細は下記のオタリテック 様のウエブページをご連ください。

 http://www.otari.co.jp/support/vintage/btr10j/index.html




取扱い説明書

再生状態、動作良好


メーター、モニタースピーカーの動作確認


2TR、38スピードを再生


リアーパネル


サイドパネル

サイドパネル右側
 

早送り
 


アンプ、アクリルカバー


メーター回り
 

カウンター

メカ裏側
 

コントロールパネル、裏側

デッキパネル


デッキパネル正面


リアー出力パネル