此方の試験機は少し大きめで重量有りますが、高精度で真空管を測定します。
昭和39年6月製造、0,5%級のメータ搭載、多数のトランスとチョーク搭載しています。GM回路はVR150を使用し安定と精度を確保しています。
今回は外部接続端子を使用して、フイラメント、バイアス、プレート、電流計を接続して測定時の各電圧、電流を確認できるようにしました。
基準値、フイラメント6,3V(指定は7V) バイアス電圧-43,5VDC プレート電圧220vDC Gm2300 プレート電流30mA
初めにソケットの選択、1)F+ 2)P 3)G1 4)F-にセレクト
1)フイラメント電圧の設定、フイラメントセレクターを6、3Vに合わせ、
3)バイアス調整、EC1レンジを-100v設定
EC1アジマスで-43,5VDCに調整、メータで確認
4)プレート電圧の設定Edレンジを500VDCに合わせる
Edアジマスで220Vに合わせ、メータで確認
5)各設定電圧は外部メータで再度確認する。
メータは横川、桑野電機製。接続は測定器右横とパネル上に有ります。
6)Gmメータの校正
Gmアジマスで、メータのGmアジマス指定位置に合わせる。
重宝し、2本又は双3極管の特性、数値をデスプレーに交互表示しペア組が簡単にできます。
真空管用アダプター数個制作して使用、テクトロ576用の為コネクターが合わないので配線を使用して接続、外部フイラメント電源を使用して測定、外部スクリーン電源を供給すると多極管の測定も可能
外部電源を使い845,4212を測定、右はテクトロ376カーブトレーサ
カーブトレーサーのステップジェネレーターのポラリティーが+になっています。プラス側の特性を計測しているのですか?。
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