2014年4月30日水曜日

DENON   RP-53D  リペア  第3段 

今回は、お客様、改修依頼、RP-53Dをリペアしました。
アームは、東京サウンド、A-160、OILダンプアーム、FAIRCHILD281
アームを装着、


画像はフライス盤で、281アーム取り付け穴を加工しています。


既存のDENON、DA-302取り付け穴をアルミ材で塞ぎ、表面を仕上げ。




パテで仕上げ、見える穴は281アーム用です。



 キャビネットは、タモ材仕上げ、塗装はシルバーグレー特殊ハンマード塗装。
                                                             

操作パネル、ノブ、変速機パネル、変速調整パネルも再塗装。                         
                              

                              

アイドラー、モーターシートゴム。

http://www.soundlabo.co.jp/tube/untitled.html


                              


                            


アームコネクターパネルを製作、FAIRCHILDMCトランス、A160、

281アームラインケーブル受け用、キャノン6Pジャック、RCAジャックを装備





キャビネット後ろ側に出力パネルを取り付け、A160、ステレオOUT

281モノパラOUT、281スルーOUTを装備しています。


281専用アーム受けを、アルミ無垢材を旋盤加工製作しました。

下に見える真鍮材は旋盤加工しています。アームベースは防振ゴムで取り付け。



A-160アームは、内部配線交換、2点支持のバックラッシュを修正し、シリコンOILを給油。左右スイング部分も分解給油、動作確認。


カソール接続部分は直接カートリッジに配線を挿入できるようにしています。







プーリーは50Hzが装着されていましたので、新しく真鍮で製作しました。


交換した、真鍮60Hzプーリー、アイドラー、モーターハンガー防振ゴム、
モーターシートゴム、全て最近製造の物に交換しました。


再生試験中、振動、異音、ゴロ無く、静かに回転。281アーム
         
                     


                      


東京サウンドA-160アーム




試聴に使用したレコード、全て超音波洗浄しています。

全てのレコードが高音質で再生しました。

 
試聴用パワーアンプは、WE300BPP、ALTEC、S271搭載、CZ501V,WE349A,WE300,オールド3桁、WE274B刻印。
                            














アームケーブル接続はキャノンプラグ式、簡単に接続できます。


完成、木枠で厳重梱包して、お客様に発送しました。



梱包材は、カーテン縫製工場よりいただいた、カーテン生地を大量に使用して、厳重梱包しました。


外装も、エアーパッキンとラップ包装、多少の雨も問題有りません。


2014年3月1日土曜日

マッキン C24 ピンジャック交換しました。

真空管からTR移行されたモデルC-24です。大切にご使用されている方も沢山いらっしゃいます。長年の使用でピンジャック、コンデンサーなどが、劣化し、使用不能になります。
          
 
 
修理依頼のC-24もピンジャック内側セラミックが割れ接点が広がり、接触不良で音が途切れるようになり、今回の修理になりました。
 
 
 

 
オリジナルの入力パネルを外し新しいピンジャックに交換しました。
 
アンプ本体の加工無しで取り付けています。


 
内部のコンデンサーも交換しました。

 
接触不良も無くなり、高音質になりました。費用は40,000円税別

 

2014年2月25日火曜日

真空管試験機 国洋電気 VG-4G、国洋電気工業株式会社TCT-2004カーブトレーサで、WE,VT-52を測定しました。

此方の試験機は少し大きめで重量有りますが、高精度で真空管を測定します。

昭和39年6月製造、0,5%級のメータ搭載、多数のトランスとチョーク搭載しています。GM回路はVR150を使用し安定と精度を確保しています。

今回は外部接続端子を使用して、フイラメント、バイアス、プレート、電流計を接続して測定時の各電圧、電流を確認できるようにしました。

基準値、フイラメント6,3V(指定は7V) バイアス電圧-43,5VDC プレート電圧220vDC Gm2300 プレート電流30mA


初めにソケットの選択、1)F+ 2)P 3)G1 4)F-にセレクト

 

1)フイラメント電圧の設定、フイラメントセレクターを6、3Vに合わせ、

 
Efアジマスで調整、メータで確認、Efセンターに合わせる


 

 
2)真空管を挿入して、ショート試験を実施 ショートセレクトを各位置に設定して、ショートランプが点灯していないことを確認する、点灯した場合は測定は中止。点灯していない事を確認して、TUBE TESTに合わせ次の項目に進む
 

                          
 
3)バイアス調整、EC1レンジを-100v設定
 
 

 
EC1アジマスで-43,5VDCに調整、メータで確認

 
 
 4)プレート電圧の設定Edレンジを500VDCに合わせる 
  

 
 
Edアジマスで220Vに合わせ、メータで確認

 
5)各設定電圧は外部メータで再度確認する。
 
メータは横川、桑野電機製。接続は測定器右横とパネル上に有ります。

 


6)Gmメータの校正 

 
Gmアジマスで、メータのGmアジマス指定位置に合わせる。
 

 
シーメンスキーをGmテストに合わせる。

 
メータ数値は2250を示しています。

 
7)プレート電流の測定、Idレンジセレクターを150mAに設定、


 
メータは29mAを示しています。外部メータも29mAを示しています。



 
外部電源接続できますので、4212,211,845等も測定可能です。
 
8)国洋電気工業株式会社 TCT-2004カーブトレーサで特性を確認、動作良好でした。コレクタ電源DC 0~2000V。各設定は数十メモリーでき
重宝し、2本又は双3極管の特性、数値をデスプレーに交互表示しペア組が簡単にできます。

真空管用アダプター数個制作して使用、テクトロ576用の為コネクターが合わないので配線を使用して接続、外部フイラメント電源を使用して測定、外部スクリーン電源を供給すると多極管の測定も可能


 
 
外部電源を使い845,4212を測定、右はテクトロ376カーブトレーサ